絶対運命黙示録

だいたいツイッターにいます@wenoim

どうして神様はそんなさびしいものに人間をおつくりになったの?ひとりでは生きていけないように


 ふだんは漠然としている希死念慮がはっきりとした輪郭をともなってあらわれるとき、私はほんとうに死んでしまいそうになる。(死ぬのはこわい。いやだ。なによりじぶんの感じていること考えていることがすべてなくなってしまうのがこわい)でもそういうときだけはいつもはない毅然さ果敢さが顔を出してしまう。紐を、コードを、首に巻きつける。できるかぎりいっぱいの力で絞めつける。頭とからだのあいだの血の流れが止まって、頭がぐおんぐおんとする。目がひりひりする。吐き気。手をはなす。咳き込む。ああ、今回もだめだったとおもう。

 


 死ぬのはくるしい、でも生きているのもずいぶんとくるしい。どうすればいい?だれもこたえてはくれない。

 


 リスカはやめた。深く切れないから。痛くて血が出るのがいやで浅くしか切れなかった。傷跡ひとつのこせやしない私の腕はきれいだ。

 


 薬をためていたこともある。でも致死量になるまでそうとうな時間がかかるとわかってやめた。

 


 こんなふうだからますますひとが遠ざかる。それなのに愛してくれといいながら私はなんども死のうとする。さびしい。さびしい。ひとりでもだいじょうぶだとおもいたいのにおもえない。(じっさいひとはひとりでもたのしくやっていけるのだろう)トーマは呪い。

 


 ここまで読んでくれてありがとう。よかったらお茶でもしませんか。他意はありませんよ。