「私といるときはみおさんに楽しさや安らぎを与えたい(要約)」
と恋人に言われた。恋人は私が過去に受けた性暴力やハラスメントなどなどを知っていて、セーファーな存在でありたいのだそうだ。
話さなければよかったのかなともおもう。気負わせてしまった。でも知ってほしかった。じぶんひとりでは抱えきれなかった。私の過去の薄暗い部分を照らしてほしくて吐いてしまった。
こういうのはほんらいカウンセラーなどの専門職のひとに話したほうがいいのかもしれない。私は恋人に必要以上にケア役割を負わせてしまっているのかもしれない。
「この世にいる誰も二人から」
星野源は「恋」でこう歌ったが、ほんとうはひとりだ。たしかに二人いればレヴューが開けるし革命だってできちゃうわけだけど(『少女☆歌劇レヴュースタァライト』、『少女革命ウテナ』参照)、人間はまずひとりをやっていかなくてはならない。そもそもひとりでだって生きていけるのだ。パートナーが必要だなんてつがい文化の因習だ。
街を歩けば手も繋ぐしマルハバのビリヤニは半分こ。それでも私はひとりだし、あなたもひとり。あなたがいてもいなくても私は幸せになれるし、あなただってそう。必ずしも「二人」になる必要はない。
ひとりでいてもハッピーだし二人でいてもハッピー。そういう関係性を築きたい。